カタチのないものをカタチに
私たちは、まちと人のあいだに漂う「カタチ」のない課題や資源など、まだ言語化されていない “もやもや” “ふわふわ” した物事に対して、企業や大学、個人が関わる余白を創り出し、3人のメンバーそれぞれがこれまでに培ってきた課題分析/リサーチ、地域活性/コミュニケーション、文脈構築/クリエイティブの視点を活かしながら、
あなたや地域の人々とともに新しい「カタチ」を生み出す社団法人です。
Introduction
Fogin(フォグ - イン)は言葉の通り、“Fog(霧)” に “in(入る)” 状態のことを表わしています。
私たちが普段、目に見えないけれど大切だと感じている地域の資源やまだ言語化されていない課題を、分解したり新しい要素とつなげたりしながら、それぞれの視点から見えるカタチにしていくことで、ともに地域の未来を描いていくための「入口」をつくります。
そのために、私たちは、以下の3つの視点に基づきながらプロジェクトを進めます。
3 dimensions
課題分析/リサーチ
何が課題になっているのか、リサーチを通じて全体像を明らかにし、分かりやすい数字や言葉を使って、進むべき方向性をチーム共通の認識にすること。
地域活性/コミュニケーション
一人ひとりが大切にしている価値観を共有しあえる場をつくり、ともに地域の未来を描くための企画・チームビルディングを行うこと。
文脈構築/クリエイティブ
人々の「Why」に着目し、なぜ必要なのか?
問いをたて、どのような方法で、なにをカタチにし、思いを届け共感を生み出すアウトプットを作り出すこと。
Our history
JR京都駅から電車で約20分 ー
四季折々の風景とともに保津峡を抜けると、
なだらかな山々に囲まれた亀岡盆地があります。
晩秋から春先にかけて濃い霧が発生し、あたり一面が真っ白な風景に変わります。
2018年からは、この「霧」をモチーフにした小さな芸術祭やコミュニティ・ベースド・ツーリズムが進められ、アーティストやクリエイターをはじめ、
地元の方々、行政職員、企業、教育機関がゆるやかにつながることで、「持続可能なまちの循環をつくるための試み」がはじまっています。
こうした試みに共感し、それぞれの視点から各プロジェクトと関わってきたメンバーが、
“もやもや” “ふわふわ” と漂っている
見えない課題や資源に余白や価値を見つけながら、小さな経済や広がりのある発想をカタチにしていくために設立したチームが、一般社団法人Foginです。
仲山 徳音 (なかやま なるね)
前京都府亀岡市副市長(現市政アドバイザー)
東京大学法学部卒、清華大学金融学院高級進修生、INSEAD(インシアード)MBA修士。2011年に大学卒業後、官僚として10年働く。中国・フランスへの留学を経た後、人口減少下でも持続可能な社会づくりを目指し、2018年より亀岡市役所に赴任。2019年から2020年まで副市長を務め、在任中に若手職員4名と出場した内閣府「地方創生アイデアコンテスト2019」で最優秀賞を受賞したほか、「自治体SDGsモデル事業」(2020年7月に政府認定された全国10都市事業の1つ)の企画立案を主導。
副市長在任時のブログhttps://kameoka.hatenablog.jp/
並河 杏奈(なみかわ あんな)
関西大学政策創造学部卒。京都府亀岡市出身。株式会社ツナグム(京都移住計画)に所属。大学卒業後、旧丹波亀山城下町にあるH商店街の活性化事業やコミュニティ映画「かめじん」制作、地方への移住・ライフスタイルに興味がある学生や若者向けのイベント企画、WEBメディアを中心に取材・執筆などを行う。2018年4月より京都府の移住促進事業に従事。現在は、コミュニティ・ツーリズム「Harvest Journey Kameoka」や「かめおか霧の芸術祭」等において現地コーディネーターとして携わっている。
Twiter:https://twitter.com/
田中 英行 (たなか えいこう)
美術家、株式会社Qe to Hare 代表取締役
京都市立芸術大学大学院MFA修了。 2002年よりアーティストとして世界12ヶ国45都市、60以上の美術館、ギャラリー、アートセンター、芸術祭などに作品出展。また2007年より芸大、美大での非常勤講師及び、ゲスト講師として社会人等1000人以上に講義、講演、WSを行う。2019年に株式会社 Qe to Hareを設立し、美術家、映像作家、コンテクストデザイナー、クリエイティブディレクーなど、ボーダレスにアーティストの視点から様々なスタイルでクリエイティブな事業を展開。近年の仕事には代官山ヒルサイドテラス50周年記念、OMOTESANDO IWAI Saki Yamakawa展、京都椿通 アートワーク、アート思考塾 LLA School THE KNOT TOKYO Shinjukuの運営等がある。
Eikoh Tanaka website http://eikoh-tanaka.net/